存在自体を受け入れる

「《精神対話士》の人の話を「聴く」技術」
より、

「誘導尋問をするより、
恫喝して白状させるよりも、
また催眠術にかけるよりも、
心が通い合った対話のほうが
相手の本当の気持ちに接することができます。」

本当にそうだなと思います。

本当に相手の言いたいこと、
問題の核の部分を掴むことは、
とても大事なことですが、

そのことに気を取られ過ぎて、
目の前のその人の存在自体を、
忘れてしまっているところがあるような気がします。

その人の本質を知ることは大切ですが、
その本質がまとっている外側さえも含めて、
表面に上がってくる過程さえも含めて、

受け入れてあげなければ、
その存在を認めたことには、
ならないのではないでしょうか。

催眠術をかけて、
核心のところだけを喋らせて、
はい終わり、
ではないのでしょうね。

むしろ、
今の時代、
自分の本質を見ることさえも、
自分でやるというか、
やれると思うし、

僕らはただ、
そのための手助けをするだけなのでしょう。

最近は催眠があまり効かないと
言われているようですし。

だから、
是非、自分の口から語ってもらいましょうと。

自分の奥にある言葉が、
表面に出てきて、
体全体に染み込んでいくように。

ここまで
読んでいただき
ありがとうございます。

是非読んだ感想をお問い合わせにてお送りください。


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする