テニスの全仏オープン
錦織選手
準々決勝に進出しましたね。
最近の錦織選手は
明らかに
調子悪そうですよね。
優勝出来ていないですし
怪我もしたりして
ベルダコス選手との試合も
いきなり0−6で
第一セットを取られてしまいました。
一瞬
ダメかなと思いましたけど
でも
ちょっと
面白い展開かもとも思いました。
前のチョン・ヒョン選手との試合も
錦織選手は調子悪そうで
でも
雨で順延したり
ラケットを折ったり
粘って粘って
なんとか勝利しましたよね。
あの試合も
そもそも
負けに等しい勝利
だったのかもしれません。
でも
そこで
なんとか勝ちに出来る流れが
今の錦織選手にはあると思います。
その流れを作ったのが
今シーズンの調子悪さなんじゃないか
と思うんですね。
もっと
ランキング上位を
目指していたはずなのに
思わぬスランプに
陥ってしまって
ストレスが溜まり
もがき苦しんで来たと思います。
勝利への欲求は
今まで以上に
高まっていたはずです。
しかし
体の不安だったり
勝ててないことの
自信のなさもあって
思うようにテニスが
出来ていなかったのでしょうね。
0−6という極端なスコアで
第一セットを取られた時
そりゃもう
開き直るしかないですよね。
今まで溜まりに溜まっていた
ストレスや欲求が
勝利へ
というよりも
今この瞬間へ
爆発したのだと思います。
あれが
僅差で
落とすようなスコアだったら
あのような
見事な逆転には
ならなかったのかもしれません。
人は
時々
うまく状況を変えられない時に
極端な状況を選びます。
そうすることで
自分は何を望んでいるのか
はっきりするんですね。
そして
あとは
自分の望みを
今に集中させればいい。
怪我の功名みたいにも
見えますけど
これは
ラッキーでも
偶然でもなく
錦織選手の思いの結果
なのだと思います。
次の相手は
ランキング1位のマレー選手です。
幸い
感覚も良くなってきたみたいですし
今の思いに集中して
頑張ってほしいなと思います。
ここまで
読んでいただき
ありがとうございます。
是非読んだ感想をお問い合わせにてお送りください。