ネガティブなことほど信じやすい?

この間、
メジャーリーグで面白いシーンがありました。

サンデーモーニングで
放送していたんですが、

2塁にランナーがいて、
打球が外野に飛んだのに、
ホームに戻って来れないというシーンでした。

十分に戻ってこられる
打球だったにもかかわらずです。

通常、
そういうシーンでは、
ランナーはボールの行方は見ずに、
コーチの判断に従って、
3塁を駆け抜けてホームへ向かいます。

ですがこのシーンでは、
ランナーは、
3塁手の
「ボールが来てタッチするぞ」
というしぐさにひっかかり、
3塁上に止まってしまったわけです。

3塁手が、
上手くやったと言えばそれまでなんですけど、
味方のポジティブ情報は信じず、
敵のネガティブ情報を信じたわけです。

人は、
ポジティブなことよりも、
ネガティブなことを信じやすいと言われています。

日本の景気が一向に良くならないのも、
日本人がネガティブで、
実際以上に経済がやばいんじゃないか、
将来は大丈夫だろうかと、
ネガティブになりすぎて、
支出を抑えてしまうからだとも言われています。

経済を良くするためには、
信じてお金を使うしかないのにです。

試合に勝つためには、
3塁を駆け抜けてホームに
向かわなければならないのにです。

メジャーリーグのあの屈強な男たちでさえ、
ネガティブな思考を持っていることに、
ちょっと驚きを覚えますけど、
どんな人間にも、
ネガティブな一面が
必ずあると言えるかもしれません。

だからこそ、
信じて、
信頼して、
行動することが
とてもとても大切なんですよね。

そして、
過去にも、
未来にも執着せず、
今ココに集中して、
やるべきことをする。

そうすることで、
やるべきことと、
やりたいことが、
一致して迷いがなくなるのではないでしょうか。

2塁ランナーは、
過去の失敗か、
未来への心配か、
心ここにあらずで、
わけも分からず、
「ボールが来て、アウトになってしまうかもしれない」
というネガティブな情報に従ってしまいました。

傍からみたら思わず、
何で、
と思ってしまいますよね。

でも、
知らず知らずのうちに、
誰もがやってしまっているんですよね。

先ほどの支出を抑えてしまうのもそうだし、
学歴にこだわったり、
資格ホルダーになることもそうかもしれません。

未来のあるかどうかわからないことに備えて、
今の行動を決めてしまう。

今自分は、
何を感じ、
何をやりたいと思っているのか。

わざわざ「信じない」ことを信じるより、
ただシンプルに信じてみませんか。

ここまで
読んでいただき
ありがとうございます。

是非読んだ感想をお問い合わせにてお送りください。


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