それにしても
すごい雪になってしまいましたね。
山梨ほどではないですが
長野もかなりの雪です。
今日
東京へ行く予定だったのですが
あずさが運休のため行けませんでした。
さて
「人間とは何だ・・・!?」という番組で
脳の仕組みが最新脳科学で解き明かされていました。
視覚障害者が
視覚情報に頼らず
ものを見ているという話が興味深かったです。
目が見えている人は
当然、見えているので
障害物を避けることができますが
視覚障害者も
ちゃんと
障害物を認識して
避けることができるんですね。
壁の手前
十数センチで止まることができます。
更に
どこまでが壁なのかまで分かるそうです。
調べていくと
なんと
聞こえてくるわずかな音の響きの違いから
判断しているんですね。
その音の情報が
視覚野に集められてイメージを作り
判断しているそうです。
目が見えている人が
視覚情報からイメージを作っているのと同じように
視覚障害者は
音の情報からイメージを作成しているんですね。
なので
耳栓をしてしまうと
壁に激突してしまいました。
さらに
世界には
触覚から
イメージを作り出している人がいるそうです。
脳は
残されている五感の情報から
イメージを作り出そうとするものなんですね。
普段
目が見えてしまっている僕達は
その能力に気づけずにいるわけです。
何よりも興味深いのは
どこから情報を集めるにせよ
「イメージ」を作っているということです。
イメージを作ることにより
僕達は
この世界で
迷子にならずにいられるのかもしれません。
イメージって
ハブのようなものですね。
自分という存在と
物理的世界を繋ぐものであり
自分という意識の
外側と内側を繋ぐものでもあります。
そして
イメージされたものは脳にとって
現実なのか
想像なのか
区別がつかない。
というか
区別をつけない。
五感から得た情報と
自分の内から得た情報を
合わせたイメージを人は認識しています。
そのイメージは
自分以外の何かによって
作られたような気がしていますが
本当は自分が作り出しているわけです。
もし
暗闇の中にいるとしたら
気付くべき何かが
そこにはあるはずなんですね。
内的世界の奥の奥から現実世界まで
イメージは途切れることなく
一つの世界として繋がっています。
だから
イメージを作ることによって
世界は変わり
認識も変わるんですね。
ここまで
読んでいただき
ありがとうございます。
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