目の前の現象は、過去の自分とのコミュニケーション

ふと、
気づいたことがありました。

自分が学んだことを、
親にも伝えたりしているんですが、
伝わっている感じが
ほとんどしないんですよね。

そして、
何度も言っているだろう、
とムキになって、
言ってしまうこともしばしばあるんです。

言ったとしても、
本人に変わる意思が無いのだから、
変らなくても当然なのに。

僕はどうしてこんなにも、
親を変えようと
しているのだろうと考えてみたら、

親のためにと思っていたのが、

実は
自分のためだったんですね。

今でも、
子供の頃のように、
親から影響を受けてしまうような、
そんな気がしているんですよね。

自分が元の状態に
引き戻されるのではないかと、
恐れているんですよね。

だから、
自分を守ろうとして、
親を
変えようとしていたんですね。

若い時は、
自分を守るために、
家を出ました。

そのときは、
親の影響は
避け難かったと思います。

しかし、
今の自分は、
もう、
親の影響を恐れる必要はないはず。

親の言動によって、
昔馴染んでいたものが、
蘇ってくるような気分になったとしても、

実際に、
過去の自分に戻ってしまうわけではない。

過去の自分と、
今の自分は、
もう既に別の存在です。

そして、
今僕は、
自分で選択することが出来る。

親が言うことを、
受け入れるか、
受け入れないか、
それを決めるのは自分。

過去の自分は、
決して消えたりはしない。

そして、
いつでも、
今のあなたとの交流を望んでいる。

だから、
時々、
過去のあなたは、
ドアをノックして、
私に気づいてと知らせてくる。

今のあなたは、
それに気づいてあげて、
大丈夫だよ、と言ってあげればいい。

働きかけるのは、
目の前の現象ではなく、
自分の中のリアルなものに対してです。

ここまで
読んでいただき
ありがとうございます。

是非読んだ感想をお問い合わせにてお送りください。


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