人は、
その時、その時、
自分にとって必要な観念を
選びとっていく。
そして人は、
誰かが引いたレールの上を、
あまり気にもとめずに歩いていく。
決して、
時間は立ち止まってはくれないのだから、
前に進むしかない。
かといって、
別に進みたい先があるわけでもない。
レールは、
誰かが用意してくれるものだった。
社会が用意してくれたレールに
沿っていれば何の問題もなかった。
疑問を持つ理由がなかった。
世界はまだ、
時代を動かしていくために、
全体としてのパワーを
必要としていたから。
一握りの人達が、
大勢を引き連れて、
こうあるべき道へと導いてきた。
時に、
多くの誤ちを起こしてきたし、
様々な問題を乗り越えてきた。
今、
一人ひとりが
何を望み、何を為すべきか、
気づき始めている。
個々が自分勝手にではなく、
自由に動き、
有機的に全体の動きを生み出していく。
地球を見れば、一目瞭然。
地球を乱しているのは、
自分勝手に振る舞っている人間だけで、
他の存在たちは、
自分のやるべき事をやり、
学ぶことを学び、
滅ぶべき時に滅び、
地球の進化に貢献している。
人は、
ようやく
自分の身勝手さに気がついたところ。
覚醒前夜。
どう動いたらいいか、
頭を抱えている。
でも、
今の混乱は、
進化している証し。
自由な意思が、
世界に拡散されてきている証し。
いつかは、
しっかり流れが決まる時がくる。
起こることが起こり、
あるべきものがある。
最初から繋がり、
永遠に繋がり続ける、
この完璧な世界。
ここまで
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