終わらせる勇気

昨日は終戦記念日でしたね。

子供の頃、
日本が戦争に負けた日が、
どうして記念日なんだろうと
不思議に思っていました。

しかし、
戦争のことを知るに連れて、

戦争のことを忘れてはいけないということ、
戦争という行為を終わりにしたということ、

それを記念したのだと思うようになりました。

戦争を始めるのは、
ある意味、簡単なのだろうと思います。

しかし、
戦争を終わらせることは、
簡単ではありません。

先の対戦は、
日本にとって、
戦争を終わらせるタイミングを
逸し続けた戦争でした。

それでも、
多くの尊い命を犠牲にして、
終わりにすることができました。

始めてしまったものは、
どこかで終わらせなければなりません。

でなければ、
より多くの犠牲を払うことになる。

そのことを、
十分学んだはずなのに、
原発問題でも、
未だその教訓は生かされていないですよね。

電気が必要なんだから、
しょうがないじゃないか、と。

戦争前夜だって、
戦争するしかないんだと突き進んでいった。

上手くはいかないと分かっていたのに。

あるいは、
途中で上手くいかないと分かったはずなのに。

始めてしまったのだから、
続けるしかなかった。

終わらせることが、
どんなにか難しいことか。

でも、
誰でも勇気を持てば、
終わらせることができます。

そして、
いつでも別の新しい道を、
選ぶことができる。

始めたいときに始めて、
続ける意味を失ったのなら、終わらせる。

終わらせることの難しさ、
その中での、
終わらせることの大切さ。

それを、身を持って、
我々に示して下さった人々の思いに、
応えていかなくてはと思いました。

ここまで
読んでいただき
ありがとうございます。

是非読んだ感想をお問い合わせにてお送りください。


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