シンプルにとらえて本質を見極める

先日
「夢の扉+」という番組で
歩行アシスト装置について放送していました。

以前の
ロボット研究では
色々な機能を持たせるために
どんどん機能が複雑化していったそうなんですね。

研究者は
そんなロボットたちを見て
何かが違うと感じ
シンプルさを求めたそうです。

人の足の動きを
とことん研究して
本質の部分だけを取り出すんですね。

そして
電源も
コンピュータも必要ない
歩行アシスト装置が出来上がります。

手間は掛からないし
軽いし
ただベルトで固定するだけのものなんですね。

でも効果は絶大。

なんだか
ふと
父親のがん治療を
思い出してしまいました。

薬の副作用を抑えるために
薬を処方するわけですが
その副作用を抑えるために薬を処方して
さらに
その副作用を抑えるための薬と

ほとんどが
副作用を抑えるために
薬を飲んでいるような感じがしていました。

命が
助かることは無かったと思いますが
もっとシンプルに
生きるということを考えることができれば

もうちょっとだけ長く
生きることが
できたんじゃないかと思うんですよね。

そして
これは
生き方にも言えるんですよね。

足りないと思い込み
様々なものを付け加えていけば
人生は複雑怪奇になります。

何が
起きているかさえ
分からなくなってしまいます。

だから
そんなときには
シンプルに考えて
本質を見極めてみる必要があります。

本質というシンプルさこそが
柔軟性を生み
可能性を広げてくれるんですよね。

そこに
必要な機能をどんどん追加していって
複雑になって扱いにくくなったら

また
シンプルにとらえ直して本質を発見する。

人生はきっと
その繰り返しで
進化成長していくんですよね。

ここまで
読んでいただき
ありがとうございます。

是非読んだ感想をお問い合わせにてお送りください。


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