人生への不信感

頑張っても報われない

何も起こらない

次から次へと
良くないことが起こる

自分ばかり
損をしている

苦労の連続

もう
人生に対して
不信感しか持てない

どうして
こんな人生なんだろう

なんて
真剣に考えたら
頭がおかしくなってしまう

もう
とにかく楽になりたい

でも
現実は
それを許してはくれない

私は
苦しまなくてならない

それは
誰かからのメッセージ

私が
私に対して送っているメッセージ

このメッセージは
一体
誰のもの?

私が
本当に
持つ必要があるものなの?

散々
苦しみ
疲れ果て

楽になりたい気持ちが
また苦しみを生み

ようやく
私自身が
苦しみの中にいることに気づく

私が
苦しみを
選んでしまっていることに気づく

私の中で
自動再生してきた
苦しむべきは
もう擦り切りてしまった

私自身も
擦り切れてしまった

全てを
手放さなければならない時
なのかもしれない

心はもう
動けない

周りの人たちの乾いた励ます声は
私の心には響かない

その人達の都合など
私には
本当はまったく関係ない

人々が演じ
私が演じてきた人生

そんな人生を
どうして
信頼することなど出来るだろう

私は落ちる

人生の穴へと落ちる

時が過ぎていくのを
じっと待つ

人生に
もし意味があるとしたら

目の前の現実を
もし私が引き寄せているとしたら

私の不信感が
私の人生を作っている?

これが
あなたが持っている不信感なのだと
示してくれている?

私が
私の人生を引き寄せていることを
どんな形であれ
私は体験している

その体験に
どんなに浸っていても構わない

人生とは
様々なことが起こり
様々なことを感じるもの

感じる中で
体験に隠された意味を知っていく

その中で
自分の価値を
知らなくてはならない時が来る

どんなに
拒んでみても

人生を
認めなくてはならない時が来る

人生への不信感の極致で
絶望の純粋さを知る

その純粋さに
心が打たれる時
私に残された最後の鼓動が聞こえる

空っぽの私だけは
何故か信頼出来る

何も持たない私

せっかく空っぽになったのだから
今度は
慎重に
でも大胆に
調度品を整えよう

人生の意味が垣間見えた時
人生への不信感を知った時

本質的な自分の存在を感じる

人生への不信感が
人生をより越えた世界へ
私を導いてくれる

人生を超えた
存在であることを教えてくれる

ここまで
読んでいただき
ありがとうございます。

是非読んだ感想をお問い合わせにてお送りください。


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする