doingすることが、beingを洗練させていく

よく語られる、
being、doing、havingですが、

beingが大切なんだと言われますよね。

僕もそう思っていました。

being、
すなわち、
あり方が大切なんだと。

その人が何をしているのか、
何を持っているのか、
どんな地位にいるのか、
ではなく、
その人の生き方の方が大切みたいな。

確かにそうですよね。

そう思って、
自分でもbeingを
かなり学んできたつもりです。

自分は、どうあるべきか。

人生とは、どうあるべきか。

でも、
現状は大した変化を見せませんでした。

確かに
自信は前よりは持てるようになったし、
それほど悲観することもなくなりました。

でも、
やっぱり何かが
足りない感じがするんですよね。

まだ
ちゃんと自分の人生を
生きている感じがしないというか。

ある程度
人生とは何かを知ることはできました。

人生に対して
希望を持つことができるようになりました。

安心感が増えました。

でも、
手元には何もないんですね。

あり方だけでは、
ただ人生を
何で満たせばよいか知っているだけ
という状態なんです。

実際に
自分で生きてみなければ、
経験してみなければ、
ただ、
そこに箱があり、
入れたい物のリストがあるだけなんです。

人生は、
立派な箱を作るためにあるのでしょうか。

入れたい物のリストを
作るためにあるのでしょうか。

きっと
お気に入りの箱を、
お気に入りの物で
満たすためにあるんですよね。

空のグラスをずっと眺めていても、
ワインを飲むことはできません。

どんな銘柄が良いのか分からなければ、
調べなくてはなりません。

そして、
実際に飲んでみなければ、
自分の好みであるかどうか分かりません。

そうやって
自分の好みのものを探すのも
また楽しいんですけどね。

探しても楽しい、
飲んでも楽しい。

時に気分を変えて
他のワインを試してみても、
やっぱり楽しい。

beingも大切だけど、
doingも
同じくらい大切だし、何より楽しい。

doingがあって、
beingもまた洗練されていくんですね。

ここまで
読んでいただき
ありがとうございます。

是非読んだ感想をお問い合わせにてお送りください。


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