挫折というエリートコース

iPS細胞の山中さんが、
ノーベル賞を受賞しましたね。

しかも、
異例の早さということで、
それだけ、
世界から注目され、
期待されているんですね。

そんな山中さんですが、
何度も挫折を繰り返してきたそうです。

形成外科医の時は、
手術が苦手で、
「じゃまなか」
と呼ばれたこともあったとか。

その後、
形成外科医は諦めて、
基礎研究へと移るんですが、
日本では活動の場が無く、
やる気を失っていた時期もあったそうです。

そんなエリートとは、
かけ離れた経歴を持つ山中さんが、
ノーベル賞を受賞するなんて、
人生、
本当に分からないですよね。

「じゃまなか」と呼ばれ、
形成外科を諦めざるを得なかった。

大学院やアメリカの研究所で、
励まされ、
研究に没頭した。

そして、
日本に戻ってきて、
自分の決意を
試されることとなった。

これも、
立派なエリートコースというか、
山中さんオリジナルな
素晴らしいコースですよね。

全てが一つに繋がっている。

急がば回れ。

回り道こそ最短コース。

所詮、
引かれたレールの上では、
ただレールに従って
走るしかないですからね。

レールの無いところを、
茂みの中を、
藪の中を、
川の中を、
なんとか前進することに学びがあり、
発見があるんですよね。

そして、
人生の美しさを知る。

病気の新しい治療法を
発見したのかもしれませんが、
本当は、
人間の素晴らしさ、
人生の素晴らしさ、
を発見したのだと思います。

そもそも、
人には治すべきところなど、
どこにも無いですからね。

人生には、
ネガティブにでも、
ポジティブにでも、
そこにはやっぱり学びしかないはずです。

どんな細胞へも
変わることのできるiPS細胞。

まさしく、
人生の核は、
様々な出来事へ姿を変えて、
僕達の人生へ、
最適な経験を提供してくれているんですね。

ここまで
読んでいただき
ありがとうございます。

是非読んだ感想をお問い合わせにてお送りください。


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