恐怖に期待せよ。運命は従ってくれる

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』

日本版の予告編が
公開されましたね。

その予告編の中で
ある部分が気になりました。

「恐怖に絶望せよ
運命は変えられない」

今回のメインヴィランである
サノスの言葉なんですけど
不思議に思いました。

恐れや不安を煽っている

そんな映画を
人は何故
喜んで見に行くのだろうと。

街を破壊し
ヒーロー達を次々とやっつけようと
するような映画を。

もちろん
僕も見に来ますけど
それは
期待しているからなんですよね。

例えば
ヒーローが
やられてしまうことにではなく
それでも
困難を乗り越えてヒーロー達が
勝つことにです。

ただ勝つだけでは
物足りないんですよね。

倒せないくらいの敵だからこそ
どうなるか
ハラハラするわけですよね。

そこには
刺激が必要なわけです。

エイブラハム流に言うと
コントラストですね。

恐怖を利用せよ
願望がより定まるから
期待がより高まるから

どんな恐れや不安も
期待に変えることが出来るんですね。

恐れや不安が
強ければ強いほど
願望もより強くなります。

だから
みんな
その強い願望に惹かれて
映画を観に行くわけです。

でも人は
映画なら
期待することが出来ても

自分の目の前の出来事に関しては
なかなか期待することは出来ません。

どうしても
恐れや不安の方へ
意識が行ってしまうんですよね。

なにか
対策を練っておかなければ
ならないと。

でも
この世界で起こる
ネガティブなことも
結局は
コントラストであり

その先の「期待」のために
起きているんですよね。

ネガティブなことが起きると
願望が生まれます。

不幸なことが起きれば
幸せであることを望みます。

映画の場合も
どんなネガティブが
描かれているか
注目しているようでいて
実は
自分が望む結末を
期待しているんですよね。

瞬間というか
同時に
それが出来るわけです。

だとしたら
目の前の出来事だって
映画のように
とらえてみることが
可能なはずなんですよね。

圧倒されるようなことが
起きてしまったら
それは難しいですけど

どんな時でも
「期待」はあるはずなので

まずは
ちょっとしたネガティブな出来事に対して
期待へ転換してみるんですね。

何かを失敗した
新しい方法を発見するチャンス

道を間違えた
違う風景に出会うチャンス

物事が上手くいかない
経験を蓄積するチャンス

何かが
必ず期待出来るわけです。

そして
その期待に
ポジティブな出来事は
引き寄せられてくるんですよね。

いつからでも
どんな時でも
流れは変えられるわけです。

ここまで
読んでいただき
ありがとうございます。

是非読んだ感想をお問い合わせにてお送りください。


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする