30歳を過ぎた頃
僕の人生は
このままで良いのだろうかと思った。
周りの人達と
同じように生きることに
何となく疑問を感じ始めていた。
しかし
他にやりたいことも無かったし
出来ることも無かった。
ただ
このままじゃ
いけないことだけは分かっていた。
そこから
長い
自分探しの旅が始まった。
人は
自分が考えていることを
本当に知っているのだろうか。
自分が
こうだと思っていることは
自分が
本当に
そう思ってのことなのだろうか。
それはもしかしたら
周りから与えられた
観念なのではないだろうか。
今まで僕は
自分が考えていることの
出処を考えたこともなかった。
そういうものなのだから
それでいいじゃないかと
疑問にさえ感じていなかった。
自分の観念なのに
他人事だった。
でも
無視できないくらいに
違和感は大きくなっていった。
変えなければ
この先
生きられないと思うくらいに。
僕の新しい旅は
古い観念を新しい観念へと
置き換えていく旅だった。
観念を
変えることは恐れを伴う。
人生を
形作ってきた馴染み深い考えを
手放さなければならないから。
当然
躊躇してしまう。
しかし
古い観念が
取り除かれたとき
そこには新しい世界が広がっている。
限界だと思っていたのが
ただの壁でしかなかったことが分かる。
そこから
ようやく
本当の自分の旅が始まる。
今までの人生も
自分の人生には違いないけれど
誰かに連れてきてもらった人生だった。
もちろん
その経験があったからこそ
今の自分があり
新しい観念を手に入れることができる。
もし
自分の人生に
疑問を感じているのなら
今
観念を変えるときなのかもしれない。
誰も
あなたを行きたい場所へ
連れていくことはできない。
あなたが
選択するしかない。
観念を体験して
選択する。
それは
今までだって
無意識にやってきたことだし
これからの人生でも続けていくこと。
そうやって
あなたは
あなたが望む人生を手に入れていく。
人生は変えられるし
変えていかなくてはならない。
ここまで
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