皆さんは、
ピーターの法則をご存知ですか?
階級社会の中では、
どんなに優秀な人でも、
無能になるという法則です。
優秀で、
次々昇進していくと、
いつか、
自分には無い能力が
必要とされるポジションに到達し、
無能になり、
そのポジションにとどまり続ける、
という法則です。
今まで、
気付かなかったですけど、
言われてみると、
確かにそうですよね。
技術職から、
管理職になっただけでも、
まったく
違う仕事になってしまいますからね。
そんなことを、
繰り返していたら、
そりゃあ無能にもなりますよね。
もし、
ある人が、
大企業にいて、
社長の能力しか、
持ちあわせていなかったとしたら、
社長まで
たどり着くことは、
到底出来ないでしょうね。
だから、
本当に有能な人は、
さっさと会社を辞めて、
起業でもするしかない。
本田宗一郎さんや、
松下幸之助さんは、
技術者としてはもちろん、
社長としての能力に
長けた人だったんでしょうね。
でも、
普通に会社に入って
もがいていたら、
どうなっていたか。
また元のポジションに
戻れればいいのでしょうが、
現実は無能のまま、
居続けなければならない。
それはキツイですよね。
僕自身も、
明確にそれが分かっていたわけでは、
ありませんが、
どこかで、
感じていたかもしれません。
いつまでも、
今と同じことをやってはいられないんだと、
だけど、
次のポジションで、
自分はちゃんとやっていけるんだろうかと。
もちろん、
企業という世界で
十分に、
能力を発揮できる人もいるだろうし、
それで良しと
考える人もいるだろうと思います。
一方、
この先、
無能であり続けることを
良しとしない人達も
やはりいるだろうし。
自分のやりたいことやり、
自分のありたいようにあることが、
最高のパフォーマンスを
発揮することなりますからね。
それは企業内であっても同じで、
もっと自分に適したポジションに
配置される環境が
作られていくんでしょうね。
それは昇進というよりは、
ただポジションや役割が
変わっていくということ。
見方によれば、
社会は、
無能な人間で溢れている。
そんな無能人間を
溢れさせないためにも、
世界はそろそろ
変らなくていけない。
もう、
そんな無能人間を
抱えていられるほどの
余裕はないですからね。
そして、
無能人間を減らす方法は、
とてもとても
簡単なことなのですから。
ここまで
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