ある本を読んでいたら、
人間は生まれつき、
自己肯定するものだと書かれてありました。
でもじゃあ、
人は何故、
自己否定するのでしょうか。
自己否定することを、
強制されたから?
いや、
そんなはずはないですよね。
直接、
「自己否定しろ」
なんて言う、大人はまずいない。
自分で自分否定することを選んだ?
自己肯定するために、自己否定した?
大人たちは、
僕に様々なことを強制してきました。
それは、
そのままの僕でいることを、
否定するものでした。
だから、
僕は自分を守るために、
他者を肯定しました。
他者を肯定する自分を肯定しました。
んー、ややこしい。
というか、
僕にしては、
巧妙なことしてますね〜。
だから、
結果的に、
形として、
自己否定することになったんです。
巧妙なトリックを自分自身にかけ、
何処に問題があるのかを、
分からないようにしてきました。
問題があることを
気付かせないようにしてきたんですね。
大人になっても、
その感覚を持ち続けました。
満たされなかった子供の心を抱え、
自分を否定し続けたんですね。
でも、
いつまでも否定し続けることはできません。
いずれ、
肯定し続けてきた他者を
否定しなくてはならない時が来ます。
自己否定してきた自分を、
否定しなくてはならない時が来ます。
ようやく僕は、
自己崩壊しかけて、
自己否定していることに気づけました。
そして、
自分に出来ることは、
自己否定する自分を
肯定することだけだったんです。
そこからしか、何も始まらない。
自己否定する自分を、肯定してあげる。
ここまで
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