いかに、ここに餌があることを知らせるか

昨日は
久しぶりに諏訪湖を散歩しました。

珍しく波が穏やかでした。

いつもカモが
集まっている場所に行ってみたら、
一羽もいません。

みんな
沖の方でのんびりしているんですね。

そこに二人の男の人が、
食パンを持ってやってきます。

カモが目の前にいないので
どうしようかという顔をしています。

とりあえず、
パンをちぎって投げてみます。

岸から1メートルくらいのところに落ちます。

カモたちが
大挙して飛んでくるかと思ったら、
何の反応もありません。

男の人は
さらにパンを投げるか躊躇します。

餌をあげようとしているのに、
反応してくれないなんて
ちょっとショックですよね。

いつもは取り合いになるというのに。

僕は
ちょっといたたまれない気分になり、
そこを離れました。

カモの惹きつけ方を
知らないようでしたので、
いつも餌付けをしている人ではなかったんでしょうね。

それに、
風がなくて沖でのんびりできたし。

みんな寝ていたし。

でも
諦めずにパンを投げ続けていれば、
いつかカモは集まってくるでしょう。

集まってしまえば、
ただパンを投げ入れるだけで、
賑やかになり、
さらに他からもどんどんカモが集まってきます。

でも、カモが
まったくいない場所に数回パンを投げ込んだところで、
餌があることは伝わりません。

だけど、
実はすぐ近くにカモはいる。

ただ気づいていないだけ。

そこで、
自分のやっていることは
無駄なんだと思って諦めてしまったら、
結局なにも起こらない。

いかに
ここに餌があることを知らせるのか。

さらに、
それがご馳走であることをどうやって伝えるのか。

いや〜、
あまりにも今の自分を象徴しているな〜と。

ここまで
読んでいただき
ありがとうございます。

是非読んだ感想をお問い合わせにてお送りください。


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