新入社員の頃
新人研修のため
よく東京へ行っていたんですけど
街を歩いていて
気づいたことがありました。
東京は
早くから発展しているので
新しい建築物もありますが
古い建築物が多いですよね。
地元の建築物は
わりと最近作られたものが多かったので
余計に
東京の建築物の古さが
目についたんですね。
その建築物の古さと
自然の青々とした緑が
同時に目に入って来ました。
どうして人間の作ったものは
どんどん古くなっていくのだろう
ふと思いました。
自然は
どんなに時間が過ぎようとも
常に新鮮で新しい。
しかし
人間の作ったものは
出来た瞬間に死んでいるというか
あとは
朽ち果てていくみたいな感じがするんですよね。
それが
とても不思議な感じでした。
スピリチュアルな観点で見れば
この世界は
常に新しく作られていますから
自然が常に新鮮で新しいのは当然なんですね。
こうでなければならないという形も無いし
完成形も無いですから。
というか
常にいつでも
完成形ということなんでしょうか。
しかし
人間が作った建築物は
観念の固まりなわけです。
そして
観念とは
作られた瞬間に古くなっていくもの。
もちろん
人が手を入れて
メンテナンスしていけば
一定期間使えますが
いづれは
造り直さなければならない。
この世界は
常に新しく形作られる
それゆえ
観念は
僕たちが
新しく生まれ変わる度に古くなり
いずれその役割を終える。
青々とした自然も
朽ち果てていく建築物も
この世界を象徴して見せてくれているんだなぁと。
ここまで
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