イミテーションの翼

大空を飛びたい

たとえそれが
イミテーションの翼だったとしても

どこまでも高く飛んでいきたい

僕はワクワクする

誰もたどり着けない場所へ飛んでいく

人々は僕を仰ぎ見るだろう

そう僕は神になる

やがて翼は溶け去り

海の中へ真っ逆さま

誰も僕を助ける者などいない

みんな気付いたのだ

神などいないと

僕は神ではない

ただ自由に大空を飛びたかった

イミテーションの翼ではなく

本物の僕の翼で

ここまで
読んでいただき
ありがとうございます。

是非読んだ感想をお問い合わせにてお送りください。


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする