大空を飛びたい
たとえそれが
イミテーションの翼だったとしても
どこまでも高く飛んでいきたい
僕はワクワクする
誰もたどり着けない場所へ飛んでいく
人々は僕を仰ぎ見るだろう
そう僕は神になる
やがて翼は溶け去り
海の中へ真っ逆さま
誰も僕を助ける者などいない
みんな気付いたのだ
神などいないと
僕は神ではない
ただ自由に大空を飛びたかった
イミテーションの翼ではなく
本物の僕の翼で
ここまで
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