世界を広げるために、感じることを使ってみよう

昨日のあさイチは
「強迫性障害」
についての特集でした。

「手を洗っても、
キレイになった気がしない」

「鍵を閉めたはずなのに、
何度も確認してしまう」

「人をひいてしまった気がして
どうしようもない」

僕も、
似たような傾向が、
多少なりともあるんですよね。

テーブルの上に落ちた食べ物は、
食べれませんでしたし、
ジュースの回し飲みとか、
苦手なんです。

あと、
刃物を見ると、
誰かを刺してしまうんじゃないかという、
思いに駆られることがあります。

しかし、
実際に刃物を手にすると、
まったくそんな気は無くなるので、
普通に包丁とか使えてますけどね。

僕の場合は、
生活に支障をきたすまでには
至っていないので、まだ良いんですけど、
症状に悩まされている方々は、
本当に大変ですよね。

そんな自分を、
責めてしまうし。

自信を失ってしまうし。

周りの人には、
なかなか理解しては貰えないし。

また、
周りの人の言うことを受け入れることにも、
困難が生じますよね。

僕も、
刺身がテーブルの上に落ちて、
もう食べれないと言ったとき、
友人に、
それでお腹壊したことでもあるの、
と突っ込まれたことがありました。

お腹は壊したことないけど、
汚そうで食べたくないのだから、
いいじゃん、
とその時は思ったんですが、

冷静になって考えてみると、
家では、
たまにテーブルの上に落ちたものでも、
食べたりしてるんですよね。

それを
何回か繰り返していると、
段々気にならなくなったりして。

だから最近は、
明らかに汚そうなところでなければ、
気にせず食べてました。

テーブルの上に落ちた時、
その友人の言葉を
ふと思い出して、
よーし、
と思ってしまうんです^^;

たまにはつまらない意地を
張ってみるも良いかもしれません。

あと、
缶ジュースとかも、
飲み口が
何に触れているか分からないですよね。

それも、
たま〜に気にはなるんですけど、
気にしないようにして、飲んでます。

それで、
お腹を壊したことは、
一度もありません(^^)

自分の気になることに、
エネルギーを注げば、
それはどんどん大きくなります。

大きくなれば、圧倒されます。

気持ちに余裕が無くなり、
回避行動を取らざるを得なくなります。

それでは、
いつまで経っても、
ぐるぐる周りを
回り続けることになりますよね。

しかも、
その輪は、
どんどん大きなっていく。

だから、
大きくなる前に、
その恐れは必要なものなのか、
検証をしてみることが大事です。

そして時には、
ちょっと、
勇気を出して恐怖に飛び込んでみる。

そうすると、
実は大したことじゃないと、
実感として、
分かることもあります。

もちろん、
症状はそう簡単には、
消えないと思いますが、
以前よりは、
軽くなるのだと思います。

番組でも、
治療方法として、
我慢してみることを、
伝えていました。

誰かをひいてしまったような気がしても、
戻って確認しないようにする。

最初は気になって仕方がないようですが、
時間が経てば落ち着いてくる。

それを繰り返すことで、
落ち着くまでの時間もどんどん短くなる。

僕自身も、
「強迫性障害」にいつなっても
不思議じゃないと思うんですが、
深刻になる前に、
対処できているのかなと思います。

このまま行ったら、
色々と面倒くさいことになると、
どこかで気がついて、
今のうちに、
と思うのかもしれません。

様々なことを
感じることが出来るということは、
自分の世界を広げるための
とても大切な能力を、
持っているということです。

その能力を、
自分が使いたくないことに
使うのはもったいないですよね。

自分の世界を
広げるためにあるのに、
逆に、
自分の世界を狭めるために
使ってしまっている。

何かに強制される困難さより、
チャレンジすることを
選択していきたいですよね。

ここまで
読んでいただき
ありがとうございます。

是非読んだ感想をお問い合わせにてお送りください。


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