誰かのために生きるには

ついこの間テレビで、
引退を表明している政治家が
インタビューに応えていました。

みなさん穏やかで、
でも、
真剣な眼差で、
日本の将来と政治のあり方を
語っていました。

そんな様子を見ながら、
現役時代に、
そういう気持ちで
政治に取り組んでくれたなら、

日本は
もうちょっと違っていただろうなと、
感じてしまいました。

そのくらい、
発言がまともに聞こえました。

政治家の発言など、
もう聞くに堪えないという感じなのですが、

正気に戻れば、
ちゃんと国のことを
思っている人達なんだなと思いました。

ただ、
政治を行なっている時は、
自分の地位を守るため、
派閥を守るため、
政党守るため、
何が自分にとっての正義なのか
分からなくなってしまっていたんですね。

でも、
本質は
何も変わってなどいなかった
ということなんでしょうね。

元々、
国のために、
国民のために、
何かしたい、
という高い志を持った人達ですからね。

だからこそ、
自分と向き合って、

本当に、
国のために、
国民のために、
議論を交わしてもらいたかったです。

誰かのために、
一生懸命生きてこその政治家なのですから。

政治屋なんて、必要ありません。

きっと、
自分である責任以外に、
役割を担ってしまい、
その役割そのものを
自分だと思ってしまったんですね。

そして、
その役割にとって
最上だと思われる行動を取ろうとした。

さらに、
役割が増え、
縛られ、
身動きが取れなくなり、
支離滅裂になり、

結局、
一体何をしたかったのさえも
分からなくなってしまった。

本当は自分にとって、
何が大切なのか。

そこからしか、
人は誰かのために生きることはできません。

最初から、
誰かのためでは、
結局、
自分がどこにいるのかも
分からなくなってしまうんですよね。

自分という存在があっての、
誰かなのですから。

だから、
とことん、
自分にこだわらなくちゃ。

ここまで
読んでいただき
ありがとうございます。

是非読んだ感想をお問い合わせにてお送りください。


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