来世のために、この人生を生きて知恵を積み重ねる

幾つもの人生を掛けて
成し遂げようとしていることが
あったとして

僕達は
この人生を
どう生きるべきなのか。

少なくとも
この人生だけの存在ではない
と知ることは助けになるだろう。

さらに
様々な問題も抱えつつ
進化してきたという事実は

幾つもの人生の知恵を
積み重ねることが出来る存在であると
証明しているとも思える。

だとしたら
未来を信じて
自分という
進化成長する存在を信じて

この人生を越えて
今という瞬間を
手間ひま掛けて
生きてみたらどうだろうか。

自然素材で家を建てる
という内容の本を読みました。

その中で「木」について
書いてあったのですが

木は
年輪の間隔が
狭いほうが
丈夫だそうなんですね。

強くて狂いが
少なくなるそうです。

それは
育てる段階での
手間の掛け方によって生まれます。

長い年月が
かかるわけですよ。

自分が育てても
自分が
使えるわけじゃないんですよね。


使用している木も
当然
先人達が
手間ひま掛けて育てたものを
使わせてもらっているわけです。

次の世代へと
受け継いでいくために
大切に育てられているんですね。

なんか
とても良いなぁと思いました。

直接は知らない
未来の子孫のために

自分のやっていることの結果は
自分が
生きているうちには分かりません。

未来を
信じていなければ
出来ない仕事ですよね。

でも
良く良く考えみると
人生というか
転生も同じだと思うんですね。

この人生の結果というのは
死ぬときにしか
分からないだろうし

来世を
生きたときに
真価を発揮するというか。

今世では
人生の意味の全てを
知ることはありません。

それでも
未来を
永遠を信じて
今という瞬間を生きている。

僕達は
本当は
そういう存在なのだと。

本質は
いつだって
人生という年輪を
密に魂に刻んでいきます。

次の
というか
別の
人生で
切り出して使えるように。

僕達は
切り離された
一人ぼっちの存在ではなく

あらゆる時代を
生きた自分達

あらゆる存在達が
刻んだ知恵に

いつでも触れることが
出来る存在なんですよね。

ここまで
読んでいただき
ありがとうございます。

是非読んだ感想をお問い合わせにてお送りください。


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