負の連鎖はあなたの代で止める

「不幸にする親
人生を奪われる子供」
ダン・ニューハース著
玉置 悟訳

①子供の時に親があなたにしたことには、あなたに責任はない。その責任は親にある。
②大人になった今の人生においては、あなたがすることにはあなた自身に責任がある。その責任は親にはない。

あなたの家で代々行われてきた責任転嫁を、あなたの代で初めて止めようということなのです。

まだ、
序章を読んだだけなんですけど、
凄いこと書いてるなぁ、
と思ってしまいました。

親にも責任はある、
だけど、
今あなたが生きている人生の責任は、
あなたにある。

以前、
あるセミナーで、
世代を超えて繰り返してきている虐待の連鎖を
どうやって断ち切ったらよいですかという話になった時に、
講師の方が、
「気づいた人がやっていくしかない」
と言われたことがありました。

そう、
気づいた人がやっていくしかない、
それが、
気づいた人の「責任」なんですね。

厳しいですよね。

気付かなきゃ良かった(笑)

不公平感を感ぜずにはいられません。

何故自分なの?
なんて思ってしまいますよね。

でも、
逆に自分で良かったのかも、とも思えます。

その負の連鎖を
自分で終わりに出来るのですから。

気づける自分で良かったのではないでしょうか。

盲目的に、
自分の子供達に
また、同じ思いを味合わせるよりも、
自分で終わらせ、
新しい未来を創りだしていく。

これは、
きっと与えられたチャンスなんですね。

辛い子供時代を送り、
その中で、
何が自分にとっての真実なのか知り、
新しい自分の世界へと正していく。

自分の手で、
負の連鎖を終わりにできる時代になったんだなと。

そのための手助けは、
あらゆるところにありますからね。

ある意味、
本当に希望の持てる時代になったんだと思います。

自分は不幸な子供時代を過ごしたけれど、
その原因に気づき、
自分を癒すことによって、
負の連鎖を自分で終わらせることができる。

親の世代までは、
ガチガチに固められた世間の中で、
ただただ我慢することしかできなかったけれど、

なんでもありの時代になった今、
抑圧されてきたものが
問題点としてどんどん明らかになっていく。

それに、
真摯に一つ一つ取り組んでいく。

もう誰かにコントールされる世界は、
終わっているんですよね。

選択権は、あなたにある。

そのパワーを感じませんか。

ここまで
読んでいただき
ありがとうございます。

是非読んだ感想をお問い合わせにてお送りください。


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