『幸運な男――伊藤智仁 悲運のエースの幸福な人生』
を読みました。
伊藤投手といったら
高速スライダーが有名ですが
社会人野球時代
まだ
スライダーを投げるようになる前
どうピッチングを
組み立てたらいいのか
分からなかったそうなんですね。
ある時
同僚に
スライダーの投げ方を教わって
投げてみたことが
始まりなんだそうですけど
そこから
ピッチングの軸が
出来上がったそうです。
スライダーを
決め球にすることが
出来るようになって
どんな球で
組み立てていくのか
逆算出来るようになったんですね。
何か一つ
軸が出来ると
それをベースとして
物事がやりやすくなるわけです。
これって
人生全般にも
当てはまりますよね。
自分の中に軸が
しっかりとあるから
自信を持って生きらるのだと思います。
様々ことに
左右されなくなり
自分主導で決めることが出来る。
だから
自分の中に
軸を作るって
とても大事なことですよね。
では
自分の中の軸となるものって
一体何なのでしょうか。
お金
学歴
地位
実績
実力
才能
なのでしょうか。
確かにそれらは
一時的に
パワーを与えてくれるような
気がするかもしれません。
でももし
それらが
失われてしまったとしたら
どうなってしまうのか。
別のものを探すのか。
結局
それらは
他人が評価しれくれるかどうかが
基準になっているんですよね。
他人の評価
外の基準が
軸になってしまっているわけです。
評価が集まれば
パワーを感じられるし
評価が得られなければ
無力感に陥る。
常に
周りの反応ばかりを
気にしていたら
何をしたらいいのか分からなくなるし
そのうち
何もやりたくなくなると思います。
そんな
外の基準で考えている人の言葉には
それほど
説得力はないわけです。
目の前の現実は
自分が作っているのであり
その作られた現実によって
作られた自信よりも
現実を
作り出している
そのものに繋がっている
揺るぎようのない自信の方が
圧倒的なんですよね。
他人に左右されず
自分の中にしかなく
自分にしか分からない唯一のもの
本当の自分に
繋がるしかないと思うんですね。
常に
そこにいてくれるし
自分を応援してくれている
自分が進みたい道を知っている
得意げにならないし
傲慢にもならない
ただただ
自分を助けてくれることに
喜びを感じてくれる存在
全ての源に通じる存在
相対的な違い云々ではなく
根本的な存在そのもの
本当の自分との繋がりが
この世界に
価値を生み出すんですよね。
ここまで
読んでいただき
ありがとうございます。
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