テレビを見ていたら
スマートフォンで
油絵のような絵を
描く人がいました。
最初は
油絵をスマートフォンで
撮影したのかと思っていたんですけど
スマートフォン上で
絵を描く様子を撮影した動画でした。
すごい〜と思っていたら
母親が開口一番
「才能があるから」
才能で片付けられてしまったー。
こっちは
ちょっと挑戦してみようかなと
思っていたのに。
せっかくスマートフォンだって
これだけのものが描けるんだと
可能性を見せてくれているのに。
絵の才能がない
自分には関係ない
だなんて。
自分らしい絵を描く才能は
誰にでもあるはずなのに。
上手いかどうかは
価値判断の一つでしかないはずなのに。
そして
なにより
絵を描くことを楽しむのに
才能はそもそも関係ないのに。
しかし
母親の言葉に引っ掛かったということは
自分にも
「才能が無いコンプレックス」
があるってことなんですよね。
だから
反応してしまった。
人には
人それぞれの考え方があるのだから
ああ
そういう考えなんだなで
済むはずなんですけど
反応してしまうということは
まだまだ
自信が無い自分が
いるってことなんですよね。
自分が自分であることを
許してない自分が
いるってことなんですよね。
そうやって
自分の観念に気付かせてくれる感情に
気づくことは
大切ですよね。
そして
さらにそのことを気付かせてくれる
周りの人達も
大切な存在なんですね。
自分は何を
感じているのか。
その感情は
何を意味しているのか。
感情は
溺れるものではなく
楽しむもの。
泳げないのなら
ボートに乗ってみる。
岸辺を歩いてみる。
一望できる場所から
眺めてみる。
波がおさまれば
鏡のようにこの世界を
映しだしてくれる。
心を落ち着けてみると
世界のありようが
見えてくるかもしれません。
ここまで
読んでいただき
ありがとうございます。
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