以前、
友達と口論になったことがありました。
僕は、
もう続けたくなかったのですが、
その友だちは、
終わりにしてくれません。
あくまで、
僕を説得しようとするのです。
話し合えば、
解決するはずだと、
決めつけるわけです。
僕だって、
これ以上、
エスカレートさせる気はなくて、
ただ、
もう続けたくない、
ここでやめてくれと、
お願いしたのにです。
正論では、
その友だちが正しかったとしても、
それを
今ここで、
受け入れる度量が僕にはありませんでした。
だから、
今は無理だとお願いしたのです。
友達は、
自分の意見を受け入れようとしない僕を、
何とかしたかったんでしょうね。
でも、
いっぱいいっぱいの僕は、
一度頭を冷やす必要があったのです。
沸騰したままの感情では、
どこかに
着地することなどできませんからね。
どちらが、
正しい、間違っている、の問題ではなく、
タイミングの問題です。
人には、
物事を理解するタイミングがあります。
そして、
そもそも、
誰かを
説得するなんてこと出来ないはずです。
無理やり、見かけ上の行動を
変えることはできるかもしれませんが。
もちろん、
それでは、
変わったとは言えないですよね。
もし、
頑なな相手を前にして、
あなたに出来ることがあるとしたら、
それは、
種をまいて、
ただ見守ってあげることだけです。
その人が変わったとしても、
変らなかったとしても、
時々、水をあげて、
ただ見守ってあげることだけです。
それが、信じるということ。
認めてもらえて、
初めて人は、
成長できるのだと思います。
ここまで
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