かつて、
日本のベーシックカーだった、
カローラ。
今でも、
世界のベーシックカーのお手本であり続ける、
ゴルフ。
何故、
こんなにも違いが生まれたんでしょうね。
カローラだって、
日本のベーシックカーを引っ張って来たはず。
だけど、
それはあくまでも、
大多数に迎合した車だった、
ということかもしれません。
そして、
そのマーケットが縮小してもなお、
ターゲットを変えられずにいる。
一方、
ゴルフはいうと、
ベーシックカーとはこういうものなんだと、
常に未来を向いて、
新しい価値観を生み出しています。
そして今、
トヨタはプリウスという、
新しい価値観を生み出しました。
というよりは、
生み出さざるを得なかった、
と言うべきなんでしょうね。
カローラの固定されたイメージでは、
未来を示せないと。
だから、
まったく違う、
新しい形にしたかった。
フォルクワーゲンだったら、
きっと、
ゴルフでやったでしょうね。
大切なのは、
大多数なものは何かではなく、
自分が向かいたい未来はどこか、
ということだと思います。
その中で、
もしかしたら、
多くの仲間が出来るかもしれません。
最初から、
仲間を求めるなら、
一時的な仲間は見つかるでしょう。
でも、
本当に価値を共有したいのなら、
共に未来を見ることができることが、
もっとも大切なことでしょうね。
迎合した関係に、
未来は見えないですからね。
なんて、
「岡崎五朗のクルマでいこう!」
を見ながら思いました。
五郎さんの、
カローラに対する厳しい言葉が印象的でした。
ここまで
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