本当の自分であることのパワフルさ

最近、
伊達マスクが
流行っているそうですね。

風邪や花粉症でもないのに、
食事や、お風呂以外では、
ほとんどマスクをつけっぱなしという。

特に若者に多いそうなんですが、
理由を聞いてみると、
本当の自分を隠せるから、
ということだそうです。

本当の自分を隠して、
じゃあ、
一体何者になるんだ、
なんて言っても始まりませんね。

本当の自分では、
周りに受け入れて貰えない、
と思っているってことですよね。

周りに
受け入れて貰えると思われる、
自分であり続けなければならない。

最近の子供は、
周りと違うことを、
とても恐れるそうですね。

同じであることにこだわり、
「違い」に敏感になっている。

言い換えると、
今の子供達は、
自分が他の誰とも違う
自分であるということを
感じることができるということです。

だから、
外で求められているものと、
自分の中にあるものとの違いに
戸惑ってしまう。

そして今はまだ、
それを隠すという行為でしか、
自分を守れないと信じている。

大人たちも、
大人たちにとっての
都合の良い子供のイメージを
押し付けてくるばかりで、

他との「違い」を、
許してはくれないんでしょうね。

僕自身も、
ちょっと違うかもしれませんが、
高校生のとき、
電車通学していたんですが、
車内の人達の目が
異様に気になってしまい、
乗る度に気分が悪くなることがありました。

自分でも、
自意識過剰だったなとは思いますが、
でも、
そのときの自分には
どうしたら良いか分かりませんでした。

結局、
自転車通学に切り替えましたが、
そのおかげで随分楽になりましたね。

自転車乗っていると、
気持ちも良いですからね。

だから、
伊達マスクの人達も、
マスクを外して、
本当の自分でいられる空間を
見つけてほしいなと思います。

そして、
本当の自分であることを、
自分自身にも慣らし、
周りの世界に慣らしてほしいです。

本当の自分であることの
パワフルさこそが、
この世界を変えられるからです。

自分が変えていかない限り、
世界は変わらないですからね。

ここまで
読んでいただき
ありがとうございます。

是非読んだ感想をお問い合わせにてお送りください。


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