先日ニュースで
オウム真理教の平田信被告が
事件の遺族に対して
謝罪の手紙を
送っていたことが報道されていました。
その手紙の中には
当時の教団の状況も書いてあるそうなんですね。
「麻原は常日頃
『この世は幻影で
命にこだわるべきではない』などと
私たちに説いていた。
この教えに染まった結果
私たちは次第に現実感を失い
生命も軽んじるようになってしまった」
スピリチュアルな考え方でも
この世界は幻想だといいます。
僕も
このブログの中でそう書いています。
しかし
それはもちろん
この世界にあるものを軽んじるために
いっているわけではありません。
たとえ
この世界が
幻影だろうが幻想だろうが
この世界での体験は本物です。
この世界が
どうであるかが問題なのでなく
体験が大事なんですね。
その体験を
ないがしろにしてしまっては
現実感を失ってしまってしまうのも当然です。
それこそ
全てを他人に
預けてしまうようなものです。
この世界を
現実感を持って体験する方法
それは
自分に責任を持つということ。
自分が
創造した世界に
責任を持つということ。
どんなに
幻影だと思ってみても
体験したことは本物ですよね。
それは
自分自身が一番良く分かっているはず。
そして
その責任だけは
どうあっても
回避することはできないんですよね。
ある意味
責任を回避し続けることによって体験すること
それが地獄といわれるような
体験なのかもしれません。
楽になりたくて
他人に全てを預けようとしたのに
結果的に
その行為によって
自らを更なる過酷な体験へと導いてしまう。
僕らは
この体験を選んで
毎瞬毎瞬、この世界を創っている。
だから
僕らは
この世界を体験する
責任を負わなくてはならない。
幻影だと思って
この世界を経験することも可能なくらい
この世界は本物であり
愛されているってことなんですけどね。
ここまで
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ありがとうございます。
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