スカイアクティブ-X的教育

いきなりですが
車のエンジンには
大まかに言って
ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの
二種類があります。

自動車メーカーのマツダは
そのガソリンエンジンとディーゼルエンジンの
いいとこ取りの
合いの子のようなエンジンを
発表しました。

名付けて
「スカイアクティブ-X」
です。

ガソリンエンジンは
空気と燃料の混合気を
スパークプラグで点火します。

ディーゼルエンジンは
空気が圧縮されたところへ
燃料を噴射すると
勝手に点火します。

ディーゼルエンジンの方が
圧縮率を高く出来るので
パワーが出やすく
燃費も良くなるんですね。

ところが
コストが高かったり
うるさかったり
排気ガスに問題があるため

とくに
日本では
一般的には
ガソリンエンジンが好まれてきました。

一方
スカイアクティブ-Xは
ガソリンエンジンでありながら
ディーゼルエンジンのように
圧縮率を上げて
点火するエンジンです。

ただし単純に
圧縮率を上げただけでは
爆発が安定しなくなります。

異常燃焼が起こり
ノッキングが発生してしまうんですね。

そこであえて
スパークプラグで点火して
その爆発の圧力で
圧縮率を上げて
発火させるんですね。

スパークプラグの点火は
燃料を燃やすためではなく
あくまでも圧力を上げるためのものなんですね。

ガソリンエンジンで
ディーゼルエンジンのように
安定して
圧縮率を上げるための仕組みなわけです。

ふぅ〜
長かったですね。


本題はここからです。

最近
高校野球に関する本を
読んだんですけど

今どきの強豪校は
選手の自主性を
重んじるそうなんですね。

選手に
強制するのではなく
自分で考えさせるそうです。

その方が
結果的に
プレーの質が上がるってことなんですね。

ん〜なるほど
以前は
ガソリンエンジン的に
上から
あれしろこれしろと
強制してきたわけですが

それでは
効率は悪いし
たいして強くもなれない。

今の時代
スカイアクティブ-Xのように
選手の自主性が発揮出来るように
選手のそれぞれの個性を発揮出来るように
いかにきっかけを与えるかが
問題なわけです。

そういう意味で
時代を象徴するような
スカイアクティブ-X。

何かを
誰かに
強制して
中途半端な能力しか
発揮させないのではなく

一人ひとりが
自主的に
その能力を最大限発火出来るように
刺激を与えられるような存在

自らが気づいていくための
機会を作ったり
ヒントになれるような存在

僕も
そんな存在に
なれたらなと思いました。

座談会も
そういう場になれたら
良いなと思います^^

ここまで
読んでいただき
ありがとうございます。

是非読んだ感想をお問い合わせにてお送りください。


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