「マツコ&有吉 怒り新党」
を見ていたら、
イングランドのサッカーチーム、
ストーク・シティーの
ロリー・デラップ選手の特集をしていました。
デラップ選手の特技は、
ボールが
タッチラインを割った時に投げ入れる、
スローインなんでね。
チームは
そのデラップ選手のスローインを
活かした戦術をとっています。
背が高くて
屈強な選手を前線に揃えるんですね。
現代サッカーは、
メッシ選手がいるバロセロナのような
パスを細かく繋いでいくサッカーなのに、
スローイン中心の戦術なんて、
時代遅れもいいところなんですよね。
それでも
弱小チームが生き残っていくには、
これしかないと
監督は覚悟を決めて、
デラップ選手に託すわけです。
でも、
デラップ選手も年齢を重ね、
以前ほどの鋭いスローインを
投げることができなくなります。
では一体どうするのか?
ちゃんと
次の世代の選手を育てていたんですね。
監督は、
あくまでも
スローイン戦法を
貫くことに決めていたのです。
監督にだって
理想の戦術があったと思います。
しかし、
監督として
本当に大事なものは
何なのかを考えたとき、
それは、
制限のある状況の中で、
いかに勝つか、
いかに魅力的なチームにするのか、
いかに楽しいサッカーをするのか、
だったのですね。
もしどうしても、
自分のやりたいサッカーが
別にあるというのなら、
他のチームに移ればいいのですからね。
制限のある中で
魅力的な素材を見つけた時、
自分にとって何が大事なのか、
それが自分にとって必要なものなのか、
明確に分かるのかもしれません。
金満チームが
選手を集めまくり、
豪華なメンバーが揃ったけれど、
結局何をしたいのか
分からないチームってありますよね。
皆好き勝手に協調性がなく
成績も中途半端に終わり、
また別の大物選手を獲りにいく、みたいな。
だけど、
選択肢が少ないと、
一つ一つに対して、
自分にとって
必要か必要でないかの判断が容易になります。
必要なものが分かったら、
あとはそれに集中して懸けてみればいい。
制限がある中で、
周りと同じことを
してしまってはただ埋没するだけ。
取捨選択を
しっかり行うことによって、
結局、
オリジナリティ溢れる生き方ができる。
身軽だから、
素早く動くこともできますからね。
制限を文字通り
自分を制限するものとして利用するのか、
それとも
自分のやるべきことを
明示してくれる環境ととらえるのか。
あれができない、
これができない、
では、
あなたには今、何ができますか。
ここまで
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