力があれば
そう願えば願うほど
力に翻弄されてしまう。
その力には
抗いようがない。
でも
私たちは
現象の中に生きている。
力によって作られた
現象の中を生きている。
そして
私たちは
その現象を分析し
未来を予測し
自分の行動を変えていくことが出来る。
久々のガンダムネタです^^
『機動新世紀ガンダムX』です。
ガンダムの世界では
ニュータイプという
超能力のような
特殊能力を持った人物が登場します。
大抵
戦闘能力が高いんですね。
主人公のガロードは
ガンダムシリーズでは珍しく
その特殊能力を持っていません。
そこが
このガンダムの面白さだと思うんですが
どうも視聴率が低かったらしく
途中で
打ち切られてしまったんですよね。
ということで
人工的にニュータイプ能力を与えれた
カリスという少年と
ガロードは戦いますが
こてんぱんにやられてしまいます。
落ち込むガロードに
元ニュータイプのジャミルは
ニュータイプ能力を使わずに
カリスと戦ってみせます。
「そうだ
たとえ精神波で
コントロールされていても
動いているのは
物理的な物体なのだ」
カリスは
ビットという無線ビーム砲台を
自由自在にコントロールして
攻撃してきます。
そのビットを操ることが出来る
という所が
特殊能力なわけなんですけど
たとえビットを
どのように
コントロールしようとしているのか
精神波を読み解けなくても
物理的な動きから
次の動きを予測することが出来ることを
ジャミルは伝えようとしたんですね。
ジャミルには
自分のニュータイプ能力が
世界を変えることは
出来なかったという思いがあります。
だからこそ
戦いにおいて
特殊能力が絶対でない
ということ伝えたかったんですね。
この世界においても
同じだと思います。
この世界で起こる
様々な現象に対して
特殊能力を用いて
その現象が
生み出される根源的な理由が
分からなかったとしても
現実的に
十分対処することが
出来るはずなんですね。
起きた出来事から
分析して
原因を探り
未来を予測することが出来ます。
大いなる存在の意志は
現象の中に
ちゃんと示されているんですね。
あとは
実際に行動するのみです。
それが
上手くいかなかったら
また
別の方法を考える。
特殊能力によって見える世界も
普通に見える世界も
どちらも等しく価値があり
得難いものがある。
互いに
伝え合えるものがある。
結局
自分の持っているものを
最大限に生かして
生きるのみなんだなぁと。
誰かが
何かが
世界を変えてくれる時代は
もう過ぎ去りました。
自分が
世界を作るときです^^
ここまで
読んでいただき
ありがとうございます。
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