なかなか
本質には辿り着けない。
その時々で
自分を奮い立たせる目標を掲げて
何とか自分を鼓舞してみるけれど
でも
本当に
これなんだろうかと
疑問が湧いてくる。
そうなると
もう前には進めない。
何か一つの目標に向けて
一心不乱に
頑張っている人を横目に
焦燥感だけが募ってくる。
自分も
あんな風に生きてみたい。
自分には
何故出来ないんだろう。
今の自分にあるのは
自分であることに対する
違和感だけ。
ならばとことん
納得するまでやるしかない。
違和感が無くなるまで
チャレンジし続けるしかない。
そうすれば
いつか本当に
これが本質だと思える何かに
出会えるかもしれない。
出会えると信じ続ければ
出会えるかもしれない。
もしかしたら
自分の中に
信じることが出来るものがあると
知ることが出来るかもしれない。
なかなか
本質には辿り着けないけれど
辿りつけないからこその
到達するまでの
楽しみがあるのかもしれない。
いや本当は
辿り着くことにすら
意味はないのかもしれない。
今ここに生きている
そのことにこそ
意味はあるのかもしれない。
それは
理解することではなく
ただ
知るということである。
ここまで
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