『キック・アス』大人と子供の心を持った、現実と想像の世界を生きる人

続編が公開中ですが
まだ見てなかったで
前作「キック・アス」見てみました。

レンタルしちゃったんですけど
深夜、テレビでも放送されていましたね。

早まってしまいました。

ただ
なんで
深夜なんだろうと思ったんですけど
結構暴力的な描写が多くて
さすがにゴールデンタイムには
ちょっと無理かなって感じがしました。

想像とはちょっとギャップを感じる
ただのおバカな映画ではなかったですね。

物語は
主人公のデイヴの
ある疑問から始まります。

デイヴ:
「なぜ誰も
ヒーローにならない?」

友達:
「知るかよ
不可能だからだろ バカ」

デイヴ:
「マスクして人を助けるのが?」

友達:
「スーパーヒーローってのは
強くて 空も飛べないと

お前が言うのは
イカれた変態」

デイヴ:
「バットマンに
超能力がある?」

友達:
「でも超リッチだ
お前 現実の話しているのか?」

デイヴ:
「そうだよ」

友達:
「尻を蹴られて
一日で死ぬぞ」

デイヴ:
「誰もやらないのが
不思議なだけだ

大勢がヒーローに憧れてる
一人ぐらい挑戦しても

パリス・ヒルトンに憧れて
真似している女性は多いぞ」

スーパーヒーローは
現実には存在しません。

でも
パリス・ヒルトンは
現実に存在しています。

だから人は
スーパーヒーローにはならないけど
パリス・ヒルトンにはなろうとする。

現実に
存在しないんだから
自分がなるものとは
思っていないんですね。

でも
普通子供たちは
現実と想像の世界が曖昧なので
自分はスーパーヒーローになれると
思っていますよね。

スーパーヒーローに
なれないという思考は
成長する中で
学習したものなんですよね。

デイヴは
ある意味
おこちゃまなんでしょうね。

マスク被れば
誰だってヒーローになれるじゃんって。

未だに
現実と想像の世界との境界線が
曖昧なままで
おぼろげながらつながったままでいる。

マイペースなのかもしれませんね。

大人になるということは
現実と想像の境界線を
しっかり引くことなのかもしれません。

そうしなければ
現実世界を
マスターすることが
出来ないと思っているからです。

知らず知らずに
現実世界に
夢中になり過ぎて
想像の世界に
何があったのか忘れてしまっている。

デイヴは
現実世界にしか興味がない人のことが
不思議に思えたんでしょうね。

想像の世界にこそ
大切なものがあるはずなのに。

本当の僕たちの姿が
そこにはあるはずなのに。

だったら自分が
スーパーヒーローになって・・・

大人と子供の心を持った
現実と想像の世界を生きる人に
なりたいなと思いました^^

ここまで
読んでいただき
ありがとうございます。

是非読んだ感想をお問い合わせにてお送りください。


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