最近
映画の話題ばかりでなんですが
今日のお題も映画です。
「インセプション」
いやー
面白かったし
興味深かったです。
もっと早く見ておけば
良かったです。
映画の内容は
夢に潜入して
情報を盗みだすプロのコブが
依頼を受けて
逆に
相手にある考えを
植え付けるというものでした。
大富豪の息子であるロバートに
引き継がれた会社を
崩壊へ向かわせるような
考えを
植え付けるという依頼です。
コブがロバートに
どんな考えを
植え付けようとしたかというと
父親から本当は愛されていて
自分の道を
歩んで欲しいと思われていたんだ
というものでした。
うー
これはまさしく
夢を使ったセラピーですね。
自分は
父親から
愛されていないと思っていた。
でも
違ったんだと。
ロバートの中での
自己効力感が増したんですね。
自分の道を歩んでいいんだと。
それによって
父親の会社を
潰すことになるかもしれないけれど
それはそれでしょうがないと。
コブは
ロバートにそう思い込ませるための
シチュエーションを作ってあげた。
だけど
あくまでもその思いを
受け取るか
受け取らないか
選択したのはロバート本人なんですね。
実際のセラピーや
カウンセリングの場面でも
押し付けられた考えなど
誰も受け入れたくないですよね。
自分で選んでこそ
その選択には意味があります。
セラピストやカウンセラーに出来ることは
クライアントの観念を柔軟にしてあげて
望むものをはっきりとさせ
選択させてあげること。
映画の中では
ある意図した方向へ向かわせる
ということをしていましたが
実際には
本来の自分の姿を知り
可能性を知り
自分の生き方を
選び取ってもらうんですよね。
他の誰かにとっても
自分にとっても
都合の良い考えを
植え付けるのではなく
自分が選びたいと思うものを
選ぶ手助けをする。
夢の世界は
象徴が象徴的に現れる世界だから
よりセッションが
楽に出来そうですよね^^
ここまで
読んでいただき
ありがとうございます。
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