『ウォルト・ディズニーの約束』リアルさが持つエネルギーにいかに近づくことができるか

あなたに
想像できるものは

無限に存在する世界のどこかに
必ず存在していると言われています。

そうでなければ
そもそも
想像出来るはずがありません。

映画
「ウォルト・ディズニーの約束」
を見ました。

名作映画 「メリー・ポピンズ」
の誕生秘話を描いた映画です。

小説メリー・ポピンズの作者
パメラは
20年間映画化を拒み続けていました。

しかし
新作を思うように書けず
お金に困り
仕方なく
映画化の話をするためにハリウッドを訪れます。

しかし
ああだこうだと
難癖を付けては
中々映画化のサインをしようとしません。

ただの嫌がらせのように見えるんですけど
その裏には
父との思い出を汚されたくないと
いう思いがあったんですね。

父との思い出を元に描いた作品を
誰も理解することなどできるはずなどない

そんな
何も分かっていない人達に
大切な作品を
めちゃくちゃにされたくないと。

しかし
ここからが
ウォルト・ディズニーの凄いところなんですけど

彼には
ディズニーのキャラクター達が
リアルに存在しているのが見えていて

そのリアルさを
形にしきてきたんですね。

想像上のものを
形にしてきたのではなく
リアルに存在しているものを形にしてきた。

想像上のものは
想像でしかなく
曖昧で
そもそもはっきりした根拠がない。

しかし
リアルに存在しているものは
確かな形があり
存在感があり
根拠がある。

そのリアルさを
ウォルトは
突き詰めて突き詰めて
形にしてきたわけです。

それが
ディズニーのものづくりの
伝統となり
基礎となったんですね。

最近
テレビで
ディズニーに独占潜入して
映画作りの現場を放送していましたが

そこでも
皆が意見を出し合い
キャラクターを
いかにリアルにできるか取り組んでいました。

だから
ディズニー映画は
世界中の人から愛され
共感を呼ぶことができるんですね。

リアルに存在しているものの
パワーというか
エネルギーというか
振動というか
それを追求することによって
何かが
人々に伝わるんですよね。

結局
パメラは
ウォルトが
メリーポピンズの登場人物の存在としてのリアルさを
描こうとしていることが分かったから
映画化を承諾したのだと思います。

エンターテイメントとして
いかに面白おかしく魅力的に描くかではなく

実際に存在している
キャラクターのリアルさが持つエネルギーに
いかに近づけるのか。

ウォルトには
本当に
ミッキーマウスが見えていたんですね^^

ここまで
読んでいただき
ありがとうございます。

是非読んだ感想をお問い合わせにてお送りください。


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