モノマネではない自分のものとした本物感

本物感だけを受け取り
自分に還る。

役割としての
容姿
能力は
受け取るけれど

自分であることに
気づき

自分の生きる意味を
選び直す。

見せかけの終わりは旅の始まりの序章『ナイト ミュージアム エジプト王の秘密』
の続きです。

アクメンラーの石版によって
動き出す展示品たち

実在したかどうかとか
本物かどうかは関係なく
展示品であれば
動き出すんですよね。

ミイラが
蘇って動き出すだけではなく
架空の存在でも
ハリボテでも
なんでも動き出す

という所が面白いなと思いました。

しかも
ルーズベルト大統領の像は
本人らしく振る舞うけど
あくまで本人ではなく
その個体として
人格を持っているんですよね。

ルーズベルト大統領の
なんとかバージョン
みたいな感じです。

ルーズベルト大統領と
似た振動数だけど違う存在。

ラリーに似せたネアンデルタール人も
ラリーっぽいけれど
ラリーじゃない

でも
ラリーに似て
とぼけているけど
憎めない。

ただ
本物と似せて
作っているだけで
本物っぽくなる。

確かに
例えば
自分の憧れの人の様に振る舞ってみると
なんだか
自分もソレらしい気分になりますよね。

良い服を来たり
良い車に乗ったりしても
良い気分になれます。

さらに
そこに
ちゃんと自分らしさも加わる。

その
自分らしさの部分が
この映画を
面白くしているんだと思います。

大統領なのに
将軍なのに
恐竜の骨なのに

ありえないような
遠い存在達が
自分たちと少しも変わらない
人間らしさというか
一個一個の存在らしさがあって
おちゃめなんですよね。

そして
その存在感のおかげで
説得力もある。

結局
決して本物ではないけれど
モノマネではない
自分のものとした本物感

そこが大事なんだと思います。

そうやって
私達も毎朝

新しい要素を
自分のものとした本物感で

新しい自分バージョンとして
動き出すんだなぁと^^

ここまで
読んでいただき
ありがとうございます。

是非読んだ感想をお問い合わせにてお送りください。


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