『ダークナイト ライジング』ヒーローも、ダークヒーローもいらない

「ダークナイト ライジング」

久々に新作映画を見ました。

やっぱり映画は映画館で見るに限りますね。

入り込みがハンパないです。

アクションシーンでは、
体がピクピク反応してしまって、
ちょっと恥ずかしかったです。

さて、
このバットマンシリーズを振り返ってみると、

まず、
「バットマン ビギンズ」では、
ブルース・ウェインに対して脅威が迫ります。

だから、バットマンになります。

「ダークナイト」では、
バットマンに対して襲いかかってきます。

だから、
バットマンを悪役に仕立てて、闇に葬ります。

そして、
「ダークナイト ライジング」では、
ブルース・ウェイン+バットマンに対して、
脅威は襲いかかってくるんですね。

そこで、
彼が最後にとった行動とは。。。

「バットマン ビギンズ」は、
ブルースであることの限界を知り、
バットマンになるまでの物語。

「ダークナイト」は、
そのバットマンでいることの限界を知り、
バットマンを諦めるまでの物語。

「ダークナイト ライジング」は、
バットマンを諦めきれず、
自分の生きる道を閉ざされた男が、
再生する物語。

結局、
ブルースも、
バットマンも、
虚構の姿でしかなかったんですよね。

そのどちらで、生きていくのか。

それが大きなテーマだったように見えますが、
ブルースであることに苦しみ、
バットマンであることに苦しみ、
最後は、
ブルース+バットマンであることに苦しむとは。

本当は、
ヒーローも、
ダークヒーローも、
いらないってことなのでしょうね。

すべての人が、
自分の手に、自分の人生を取り戻すこと。

それが、
このバットマンシリーズの根底には
あるような気がしています。

「ダークナイト ライジング」のDVDでも出たら、
シリーズを通して見てみようと思います。

ちなみに、
僕は「ダークナイト」が一番好きですね。

ここまで
読んでいただき
ありがとうございます。

是非読んだ感想をお問い合わせにてお送りください。


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