『イン・ハー・シューズ』相手の本当の姿を知ったとき、自分の本当の姿も知ることができる

映画
「イン・ハー・シューズ」
を見ました。

シャーリー・マクレーン演じる
姉妹の祖母の言葉が印象的でした。

「自分以外に 
誰かの世話をするって大変なことよ」

誰もが
自分の人生の物語に
夢中になってしまっているんですよね。

姉は
母の自殺ことを知っていて
自分のせいで
母は死んだと
どこかで思っているのかもしれません

だから自分は
役に立つ存在でなくてはならないと
弁護士になります。

妹は
まだ幼かったので
母の死が自殺だったとは
知らされていませんでした。

訳の分からない不安感を抱え
とにかく
自分の容姿を利用して
人の注意を引くような行動を
とってしまいますが
自分がどうしたいのか分かりません。

愛してくれた母は
死に

父親とは距離が
生まれ

祖父母のことは
生きていることさえ
知らされませんでした。

姉妹は
二人ぼっちになり
お互い
憎しみ合いながらも求め合います。

物事の状況を知らない妹は
知らないだけに
その物事を
あぶり出すかのように
問題を作り出していきます。

その問題に
姉は振り回され
人生の壁にぶち当たり

妹は
行くあてがなくなり
祖母の居場所を探し出し
会いに行きます。

祖母は
老人ホームのような施設で
働いているんですね。

妹は
そこでの老人たちとの交流から
上辺だけではない
本当の知性があることを知ります。

そして
姉の結婚のドタバタに絡めて
離れ離れになってしまっていた家族が
また新たに絆を結び直すんですね。

誰もが
相手のためと思いながら
自分の心を相手に投影させて
自分勝手に生きてきました。

だから
相手の本当の姿を知った時
自分の本当の姿も
知ることができたんですよね。

ここまで
読んでいただき
ありがとうございます。

是非読んだ感想をお問い合わせにてお送りください。


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