映画「幸せの教室」を見ました。
なんだかほんのり
幸せにさせてくれる映画でした。
中年の男が、
結婚生活を失い、
仕事を失い、
そして、
家までも失ってしまう。
結構
悲惨な状況なんですけど、
しっかり前を向いて生きていく映画でした。
この映画のポイントは、
「学ぶ」です。
主人公のラリーは
大卒でない、
という理由で会社をクビになります。
ラリーは友人に進められ、
大学で学ぶことを決めます。
そして
大学で学んでみて、
今自分が置かれている状況を理解し始めます。
若い女友達に
容姿をダメ出しされ、
オシャレな服を着るようになったり、
家を売ってしまったり、
ガス代がかかる
無駄なRV車からスクーターに乗り変えます。
学費を稼ぐために、
昔海軍でコックをしていた経験を活かして、
レストランで働き始めます。
もうコックは
やりたくないと思っていたにも関わらずです。
これも大学で学んだ結果なんですね。
学ぶことがなければ、
変化はもっと緩やかで、
強いられることでしか起きなかったでしょう。
しかし、
学ぶことによって、
今の自分には
何が必要で、
何が必要でないかが、
はっきりと分かったんですね。
そして、
何が自分にとって幸せなのかも。
学ぶことは、
自分の現在地を知ることです。
現在地が分かれば、
不安や心配の元が分かると同時に、
対処の仕方が分かります。
自分が向かうべき先も分かります。
学ぶことは、
より地図を鮮明に描くことです。
そうすれば、
目的地もはっきりしてくるし、
そこへ向かうルートも
何本も描くことができる。
可能性という場所に
自分が立っていることを気づかせてくれるんですね。
ここまで
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ありがとうございます。
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