「アイアンマン3」
見に行って来ました。
これでもかっていうくらい、
てんこ盛りの映画でした。
結構
映画のテイストが
前2作とは変わった感じがしました。
スタークのキャラも
随分と変わりましたよね。
1作目の頃の
尖った感じが逆に懐かしいです。
とにかくハチャメチャでしたからね。
随分大人になって、
人間らしくなりました。
普通の
人間らしく悩むようになり、
本当に
普通の人間になってしまいました^^
さらに、
ニューヒーロー誕生か!?
あと、
アベンジャーズでは
出番がなかったので、
脇役たちにも
もっと活躍して欲しかったですね。
今回の「アイアンマン3」は、
トニーの再生の物語でした。
とここまで書いて、
あまりスッキリした感じがしません。
映画としての出来は
凄く良かったと思います。
単純に楽しめました。
ですが、
あまりにも
緻密に色々な要素を盛り込み過ぎて、
逆に
何か物足りない感じがしてしまいました。
実は
映画のクライマックスよりも、
前半のあるシーンの方が
僕的には楽しめたんですね。
シーンを構成する要素は少ないんですが、
じっくり丁寧に描いてあったからです。
エンターテイメント性でも、
クライマックスに引けを取らなかったと思います。
トニーが
何のために戦っているのか、
それが良く現れていたように感じられました。
確かに
クライマックスを
どう描くのかによって
その映画の出来が
かなり左右されてしまいますよね。
だからクライマックスに
力を入れるのは当たり前で、
あらゆる人に満足してもらいたくて、
あらゆる要素をつぎ込んでくる。
でも
こちらとしては、
逆に
気が散ってしまって、
集中しづらくなってしまうし、
そこまでやるのかと
ちょっと興醒めしてしまう。
こちらも
クライマックスに向けて、
さらなる興奮を求めていかもしれません。
でもそれは、
ただ派手に何かをやる
ということでもないのかもしれませんね。
あっちこっち
意識が飛んでしまうようなものではなく、
じっくりと、
でもスリリングに、
そして、
主人公の息遣いを感じるような
一体感が欲しいのかも。
そう、
自分ならこの場面でどうする?
なんて考える、
ちょっとした余裕が欲しいのかも。
自分も戦っているような感覚が。
なんだか、
ちょっとしたところが
妙に大きく響いてきてしまうんですよね。
それだけ
期待していたんですね、きっと。
結局、
映画を楽しむには、
過度な期待を
しないということなのかもしれません。
ただ自由に楽しんでみる。
別に
映画の大好きなシーンが
クライマックスじゃなくてもいいわけだし、
監督の思い通りに、楽しむ必要もない。
計算され尽くした映画なんて、
所詮、人の手の中のもの。
人智を超えたところに、
面白さは潜んでいるわけですからね。
本当に
映画の世界に没頭するのは
幸せな時間です。
所詮映画、
されど映画。
それは、
人生もいっしょですね^^
ここまで
読んでいただき
ありがとうございます。
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