『太平洋の奇跡ーフォックスと呼ばれた男ー』常に新しい自分で、目の前の事に取り組んでいく

『太平洋の奇跡ーフォックスと呼ばれた男ー』
を見ました。

太平洋戦争末期の
サイパン島の戦いを描いた映画です。

大場栄大尉は、
軍の命令で突撃を行います。

しかし、
生き残り、
残存部隊を率いることになります。

大葉は
玉砕することしか考えていませんでしたが、
民間人が攻撃されるのを見て、

自分の考えを変え、
多くの民間人を救う決意をします。

軍は、
重要拠点であるサイパンを、
絶対守れと命令します。

しかし、
それが無理となると、
突撃しろと命令します。

軍は壊滅、ほぼ全滅です。

その中で、
大葉は生き残りますが、
自身も玉砕しようと決めます。

もしくは、自決か。

しかし、
大葉は凝り固まった観念に固執せず、
いかに民間人を救うかに、
自分の気持ちを切り替えていきます。

何かが起きる度に、
状況を見極め、
状況に合わせた行動をとっていきます。

自分の信じた道を貫き通すために、
柔軟に、
常に新しい自分で、
一つ一つ目の前にあることに
取り組んでいったんですね。

自分という一本通った観念の中で、
常に新しい自分として、
事にあたっていく。

過去の自分に縛られず、
でも、
自分らしく、
自分の声に耳を傾ける。

当時、
日本全体として、
こうするしかないと
凝り固まっていた時代に、
自分が正しいと思う道を貫くことは、
本当に難しかったでしょうね。

実際に、
軍の命令で大葉も突撃を
行わなければならなかったのですから。

命令は絶対です。

時代の強固な価値観もあります。

その小さな枠の中で、
自分の責任を全うしようとしたんですね。

どんなに小さな枠の中であっても、
人間らしく、
自分らしく生きることができると。

その可能性を
極限状態の中で見せてくれたんですね。

改めて、
多くの方の犠牲の上にある、
今のこの世界なんだなと思います。

自分という、
小さく見える枠の中からでも、
大きく深い意味あることが、
出来るんだなと改めて思いました。

ここまで
読んでいただき
ありがとうございます。

是非読んだ感想をお問い合わせにてお送りください。


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