『八日目の蝉』愛に形はない

映画「八日目の蝉」

優しく愛してくれた、
でも犯罪者である、育ての母親。

「私」に
存在意義を見出そうとする、
本当の母親。

母親たちのようには、
なりたくないと思いながらも、
どう生きたら良いか分からない自分。

何もかもが狂ってしまい、
自分にとっての真実から、
誰もが目を背けてしまっている。

自分の中の過去に、
囚われ続けている。

あんなことさえなければ・・・

自分が生きた足跡を巡り、
育ての親の愛に気づいた時、

自分の奥底に、
閉じ込めてしまった、
本当の気持ちに気づいてしまった。

愛したかった自分に。

愛したかった誰かを、
愛しちゃいけないと知った時、
誰を愛したらいいか、
分からなくなってしまった自分に。

自分を愛していいんだ。

子供は、
自分の欠けた部分を
埋めるためのピースではなく、
ただただ愛する存在。

それを知ることができたのは、
二人の母親が示してくれた、
彼女たちなりの深い深い愛情。

自分の気持ちに気づいてみたら、
感謝だけが残った。

ここまで
読んでいただき
ありがとうございます。

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