『最強のふたり』予想通りでないことが何よりも楽しい

富豪で
全身麻痺のフィリップ
貧困層で
粗雑な若者ドリス。

フィリップは
介護人を探していて
ドリスは形だけの応募をします。

しかし
フィリップは
ドリスを気に入り
介護人として採用することになります。

話としては
そうなってくれないと
面白くないですけど

でも
フィリップは
ドリスの何を気に入ったのでしょうね。

たとえプロフェッショナルであろうと
普通の介護人では
満足出来ないことに
フィリップは
既に気づいていたんですね。

自分の
辛さや寂しさを
分かってもらえないことが
分かっていたわけです。

だから
どうせ
分かってもらえないなら
面白い奴
興味が持てる奴が
良かったのかもしれませんね。

少しでも
苦痛から
目をそらすことが
出来るかもしれないからです。

ドリスは
そういう意味で
格好の素材だったのかもしれません。

もう
こっちの言う通りになんて
全然やってくれないわけです。

ドリスは
ドリスらしく
あろうするだけなんですね。

言う通りにならないことには
もう
慣れきっているから
予想通りではないことが
何よりも楽しくて

辛い気分を
忘れさせてくれるわけです。

そこに
引き寄せは働き

なんと
人生に希望さえ
見出せるようになります。

そして
フィリップが変わったことによって
ドリスも変わっていきます。

ドリスはドリスで
自分の人生や家族から
逃げていて

でも
フィリップの姿を見て
金持ちも貧困層も
何も変わらないことを知り
というか
鏡となり

もう一度
自分の人生に
取り組むことを決意するんですね。

ある意味
お互い
人生から逃げていて

でも
お互いに興味を持ち
楽しむことを忘れなかった

だから
人生にとって
大切なものを
再発見することが出来たんですね。

一人では
難しいことだったけれど
二人だったからこそ
見つけることが出来たわけです。

まさしく
最強のふたり
なんだなと思いました。

ここまで
読んでいただき
ありがとうございます。

是非読んだ感想をお問い合わせにてお送りください。


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