映画
「オール・ユー・ニード・イズ・キル」
見ました。
主人公のケイジは
何度も
戦場で死んでは目覚めるを
繰り返すうちに
戦闘スキルが高まっていくというストーリー。
間抜け顔のケイジが
何度も戦闘を繰り返すうちに
精悍な顔つきに変わっていくところが
きちんと表現できていて良かったなと思います。
とはいえ
顔つきが変わった理由は
戦闘スキルが上がったから
だけではないんですね。
自分が
戦う意味
戦う重み
を理解したからなんですよね。
映画のポイントポイントで
ケイジの
顔つきや表情が変わっていくので
今どんな状況なのかがより伝わってきます。
ケイジは
軍人とはいえ
戦闘に後ろ向きの人間でした。
できることなら
逃げ出したいわけです。
そんな
人間だからこそ
逆に
変なこだわりもなく
物語の主役として
まとめる総合力を高めることができます。
必要なのは
既存の軍人力じゃなくて
人間力としての戦闘力だったんですね。
それが
意外性を生み
周りに変化を促します。
あと面白いのが
何度も経験してスキルが上がっとしても
結局最後は
まっさらな状況の中で
己を信じで戦わなくはならないというところです。
既存の経験や知識を
使って戦ったとしても
新しい壁を乗り越えることは容易ではありません。
過去や経験にこだわって
「今」目の前で起きていることに
対応できなくなってしまうからです。
過去の延長線上に見える「今」は
幻想なんですね
ケイジは
軍人という枠にこだわりません。
私的にも考えるし
人類的にも考える。
縦横無尽に考える。
結局
永遠の時を知り
一瞬一瞬を大事に生きること
「今」を生きること
僕たちは
この長い歴史の中で
そのことを学んできたのかもしれません。
ここまで
読んでいただき
ありがとうございます。
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