子供を産んで
夢から覚めた。
子供を抱いて
自分の生きる道を見つけた。
「ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた」
という映画を見ました。
主人公のジェンナは
パイ作りが得意で
お店で毎日
オリジナルのパイを焼きます。
嫉妬深い夫に束縛されて
パイ作りだけが
彼女の人生で唯一の救い。
子供ができたことも
夫から離れられない理由の
一つになってしまいます。
でも
子供が生まれた瞬間
世界がガラリと変わるんです。
産みの苦しみに耐えた自分
「生まれる」という体験。
夫から逃げられないと
思っていたのは
単なる幻想だったと
気づくんですよね。
どうにもならない毎日から
逃避するために
パイを作っていたけど
パイ作りが
人生そのものだったことに。
そして
自分の人生を生きると決めた瞬間
自分のお店を持てるという
素敵なプレゼントが届きます。
人生とは
たかがこんなもの
ではなく
自分の目の前で
しっかりと
息づいているものなんですよね。
そのことに気づくのに
遅すぎるということはなくて
いつからでも
自分の人生を生きることができる
人生の全てが
パイ作りに
込められている映画でした。
映画って
色々な人生に
様々な人のフィルターをかけて
凝縮して描かれるから
一つ一つがシンボルとして
染みこんでくるんですよね。
ここまで
読んでいただき
ありがとうございます。
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