『スノーホワイト/氷の王国』本当の自分と繋がった影響力で解決

フライヤは
自分が正しいことを
証明したかったんですね。

愛など
この世に必要ないのだと。

だから
強い愛で結ばれたエリックとサラ
それぞれに
別々の幻影を見せます。

エリックには
サラが殺される映像を
サラには
エリックが
諦めて去っていく映像を。

最強の戦士であるサラも
きっと
自分と同じで
愛など必要ないと確信するだろうと

そうすることで
自分の正しさを
証明したかったんですね。

望み通りサラは
エリックへの復讐に燃えます。

フライヤは
エリックやサラ達を
子供の時に集めてきて
戦士に育て上げました。

既に
曖昧な観念を持ってしまった
大人たちは
信用出来なかったんでしょうね。

素直で純粋な子供たちを
一から鍛え上げれば
愛などに惑わされるはずがないと。

だからこそ
エリックは
複雑な思考にならなくて
済んだのかもしれません。

一方
未練タラタラのラヴェンナは
鏡を通じて
あちらの世界から
こちら世界に復活します。

愛を認められないがゆえに
あちらの世界で成仏出来ない。

愛を認めることが出来無いことで
繋がった姉妹。

そして
サラも
愛など必要ない繋がりで
自分の意のままに
操ることが出来ていた。

ここで
エリック登場ですよね。

エリックは
常にどんな時も
本当の自分と繋がっています。

愛こそが
必要なのだと。

エリックと再会して
サラは
そのことを思い出し
再確認します。

フライヤも
そんなサラを見て
自分も
そう思い込まされてきたことを
認識します。

かつての仲間達も
エリックに影響を受けて
エリック側に寝返ります。

周りの人々が
エリックから影響を受けて
本当の自分と繋がっていく中で

ラヴェンナだけは
抵抗を続け
あちらの世界へと
戻らざるを得なくなるんですよね。

いつも良い気分で
本当の自分に繋がっていると
周りは影響を受け
本当の自分に繋がることが出来ます。

その影響を
拒否する者がいれば
自然との目の前から
去っていきます。

エリック自身
最初はまだ
本当の自分と繋がりきれて
いなかったのかもしれません。

だから
サラの目の前から
去らねばなりませんでした。

でも
前作での出会いの中で
本当の自分と
しっかりと繋がれるように
なったんでしょうね。

大して強くないエリックが
本当の自分と繋がったその影響力で
解決していくところが
普遍的であり
今日的だなと思いました。

ここまで
読んでいただき
ありがとうございます。

是非読んだ感想をお問い合わせにてお送りください。


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