『ランボー』変わるべきタイミングを遅らせるもの

ランボー3作品が、
一挙放送されていたので、
1作目と3作目を見ました。

その中でも、
やっぱり、
1作目が一番イイですね。

心にしみます。

ベトナム戦争で英雄だったのに、
帰国したら、
まるで犯罪者のように扱われ、

立ち寄った街でも、
言いがかりをつけられて、
酷い扱いを受けてしまいます。

世間は、
孤独なランボーを、
追い詰めていくんですよね。

ここで、
ランボーを受け入れてくれる
環境があれば良かったんですけどね。

せめて、
ランボー自身も、もうちょっと
誰かを信じる気持ちを持てれば、
そもそもそんなに
酷い扱いを受けることが
なかったかもしれません。

いずれにせよ、
周りの状況は、
変わることを迫ってきます。

信じることができなけば、
信じられなくなるようなことが起こります。

そこで、
立ち止まって考えることが
できれば良いのですが、

できなければランボーのように、
暴走してしまうんですよね。

そして、
ランボーは優秀であるがために、
仕掛けられたトラップを
突破できてしまうので、
さらに状況を悪くしてしまう。

変わるか、死ぬかの
ぎりぎりのところまで
いってしまうんですよね。

ランボーなら、
死をも恐れないでしょうけど、
そこはなんとか、
大佐の言葉を受け入れます。

自分が持つ、能力、考えなど、
全てを作り上げた男の言葉ですからね。

重かったのでしょうね。

頑なな姿勢は、
ときに身を助け、
ときに身を滅ぼします。

この世界で、
唯一変らないのは、
変化し続けるということです。

人は、
自分の身を守ろうとして、
能力を身につけようとしますよね。

でも、
逆にそれが、
その人が変わるべきタイミングを
遅らせてしまうこともあります。

能力を付けようとするのは、
未来に対する恐れです。

その恐れが、
自分が変わることを妨げるのです。

もし、
まだ自分には何かが足りないと思って
何かを身につけようと思っているのなら、
自分自身に聞いてみてほしいのです。

本当に
自分がやりたくて
やろうとしていることなのか、

それとも、
何かの恐れから
やろうとしていることなのか。

もし恐れからなら、
その恐れはどこから来たのか。

まずは、
その恐れと向き合うことから
始めなくてはならないのかもしれません。

ここまで
読んでいただき
ありがとうございます。

是非読んだ感想をお問い合わせにてお送りください。


シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする