『ベスト・キッド』シンプルさこそが、物事を本質に導く

「カンフーはあらゆる動きの中にある」
「ジャケットをどうやって着るか。どうやって脱ぐか」
「人にどうやって接するか」
「全てがカンフーだ」

映画「ベスト・キッド」でのセリフです。

いやー、
ただのリメイクだと思って、
油断していました。

すごい言葉ですよね。

これは、
あらゆる事に当てはまると思います。

どんなことでも学ぼうと思えば、
どんなふうにでも学ぶことができる。

ジャッキー・チェン扮するハンは、
主人公であるドレに、

ジャケットを脱いで、
掛けて、落として、拾って、
また掛けてと、
単調な動作を繰り返させます。

そうすると、
ドレは段々イライラしてくるんですね。

同じ事ばかりやらせて、
全然カンフーを教えてくれないじゃないかと。

いいかげん頭に来て、
ハンに反抗します。

そこで、
初めてハンは、
その意味を教えるんです。

カンフーの動きの基本を、
体に覚えさせていたことを。

ハンはドレに
気づいて欲しかったんですよね。

カンフーの極意を。

その極意無くして、
決して、
カンフーは上達しないことを。

その極意に気付かせるために、
最初のところで、
失敗するわけにはいかなかった。

しかし、
極意を説明したところで、
ドレには理解できなかったでしょう。

だから、
とにかく実践させた。

しかも、
難しい動きではダメで、
シンプルで、
誰にでも出来て、
直ぐに
結果が出せるものではならなかった。

ジャケットを使った方法は、
素晴らしいアイデアだったと思いますね。

なにげないの動作の中も
カンフーがあること。

全てが修行であることを
伝えることが出来たんですからね。

難しいことがではなく、
シンプルさこそが
物事を本質に導くんですよね。

ここまで
読んでいただき
ありがとうございます。

是非読んだ感想をお問い合わせにてお送りください。


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