ウディ・アレンの
「さよなら、さよならハリウッド」
ウディ・アレン演じる
落ちぶれた映画監督が
彼にしか撮れないという映画を任されるんですけど
精神的ストレスから
急に目が見えなくなってしまい
ドタバタやりながら撮影していくという映画です。
映画を撮り終えて
目が見えるようになって
自分の映画を確認するんですけど
超駄作なんですね。
案の定
公開してみると不評の嵐です。
ところが
何故かフランスでは評価されてしまいます。
さらに
フランスにまで招かれて
ついでに元妻とよりを戻しハッピーエンド。
自分が
望んでいた評価を
自分が不本意な形で撮影した映画で
得ることができたんですよね。
なんと皮肉なことかと思うんですけど
人生なんて
そんなものかもしれないですよね。
目が見える状態で撮影したとしても
そこそこの評価を受けて
それで終わりだったのかもしれません。
元の落ちぶれた監督のまま。
世間に対する
批評、不平不満、悪口を言い続けて
寂しい人生を送る。
だったら
目をつぶって撮った方が
思わぬ方向へ転がって面白いかもしれません。
ドタバタが変化を生み
捻れた感情も
作品に乗り移らない
観客の心にも
ストレートに届く。
自分は
映画の全てを理解していて
思い通りに作れば
最高の作品が出来ると思っているけど
本当は
掛け声を出すくらいの
ほんの少しの
貢献しかしていなかったのかもしれません。
だとしたら
自分は自分のやるべきことをやって
後は
任せてみたらいいんですよね。
ほんの少しの貢献が
大きな未来と可能性を広げるのだと思います。
そしてそれは
あなたにしか出来ないことでもあるんですよね。
人生に飽きたら
目をつぶって歩いてみるのも良いかも^^
ここまで
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ありがとうございます。
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