『LOOPER/ルーパー』経験に縛られず、世界を選ぶ意志

経験を
より良いものにするために

人は
全てを忘れて
この世界にやってきたのかもしれない。

経験は
自分の経験の正しさを
証明するためのものではなく

一瞬一瞬の
「初めて」の積み重ね

その大切さを証明するものでなければならない。

映画「LOOPER/ルーパー」見ました。

タイムトラベルものですね。

殺し屋のジョーのもとに
30年後の自分(オールド・ジョー)が
殺すべき対象として送られてきます。

しかし
一瞬ためらった隙に取り逃がしてしまい
ジョー自身も組織から追われる身になります。

オールド・ジョーの方は
奥さんが殺されてしまう未来を変えるために
過去にやってきたんですね。

オールド・ジョーは
未来を知っているし
過去の記憶があるので
ジョーの行動が手に取るように分かります。

ジョーの無鉄砲の行動に対し
何も知らないバカな奴だと
自分の言うことを聞かせようとするんですね。

しかし
ジョーは
まったく聞く耳を持ちません。

そして
互いの思いが交錯する
ラストシーン。

自分の記憶にある未来が正しいと
信じ込んでいるオールド・ジョーは
その実現のために行動しようします。

しかし
ジョーには
その行動が意味する未来が見えます。

その未来こそが
今ココでの真実なんですよね。

未来の自分も
今の自分も

同じ自分だけど
別々の自分であり

選ぶ未来も違います。

でも
オールド・ジョーは
下手に未来を知ってしまっているがゆえに
自分がやっていることが
絶対に正しいのだと信じきって
取るべき行動を見誤ってしまいます。

しかし
ジョーは
未来を知らないがゆえに
「〜しなくてならない」に縛られることなく
自分の意志で選択することができたんですね。

預言者とか
経験者の言葉とか
能力者の言葉は
まるで絶対であるかのように聞こえてきます。

でも
それは
可能性として高いというだけで
数ある可能性の一つにしか過ぎないんですよね。

自分の人生なのだから
結局
自分にしか
本当のところは分からないわけです。

誰かのために何かをしたい

真剣にそう願ったとき
必ずその答えというか方法が
ちゃんと見つかるんですよね^^

世界を選ぶ意志

それが何より大事なんだと思います。

ここまで
読んでいただき
ありがとうございます。

是非読んだ感想をお問い合わせにてお送りください。


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